「ボディーガード」「アンタッチャブル」のケビン・コスナーです!

 ケビン・マイケル・コスナーと言えば、日本ではかなり人気な俳優の一人だと思う。特にボディーガードやアンタッチャブルなどは非常に日本でもアメリカでも人気が高い作品になっており、一時はアカデミー賞を受賞するなどの快挙も成し遂げていました。しかし、1995年のウォーターワールドでは興収が伸びなかった上に、浮気騒動もあったことで次第に順風満帆だった流れが壊れ、当時結婚していたシンディ・シルバと離婚。その後はゴールデンラズベリー賞を多数受賞するなど散々な状況になっておりました。その後彼がようやく復活を果たしたのが、本作ラストミッションで、興行収入ランキング二位を達成するなど、徐々に息を吹き返して言っています。そんな、ケビンコスナーについて このページでは解説していきます。

生い立ち

 彼が生まれたのは1955年、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のリンウッドで誕生します。チェロキー族インディアン、ドイツ、アイルランドの混血である彼は、野球やアメリカンフットボールに熱中する少年時代を送り、ハイスクール時代になると全米選抜に選ばれるほどの実力者でした。そして、大学時代になると、カリフォルニア州立大学フラトン校経営学を専攻し、さらに卒業前にはサウスアクターズコーポに参加します。一時的に就職をしていたものの、その後に俳優業に専念することを選択します。

 長い下積み時代を過ごし、『女優フランシス』(1982年)でようやく本格的にデビューを果たしますが、なんと、その出演シーンは決定版ではカットされてしまいます。その後、『再会の時』(1983年)でも同じく決定版でカットされてしまうという憂き目に遭いますが、そんな中で、ローレンス・カスダン監督と親しくなり、『シルバラード』(1985年)に出演することとなります。その後、同年に『ファンダンゴ』という映画で主役を演じ、ケヴィン・レイノルズ監督と以後も組むことになっていきます。

 『アンタッチャブル』(1987年)の主演に抜擢された事によって一躍有名となり、ショーン・コネリーやロバート・デ・ニーロを相手に正義感溢れる主人公を演じました。この演技は「ゲイリー・クーパーの再来」と評価され、遅咲きながらハリウッドのトップスターの仲間入りをします。

 『フィールド・オブ・ドリームス』(1989年)や『ロビン・フッド』(1991年)、『ボディガード』(1992年)では善き父親やヒーローを演じる一方で、『JFK』(1991年)や『パーフェクト・ワールド』(1993年)ではシリアスな役柄にも挑むなど幅広い演技力で評価を伸ばしていきます。その後、監督業やプロデューサー業にも進出し、1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』ではアカデミー賞の最優秀作品賞と最優秀監督賞を授与され、後のクリント・イーストウッドと共に、オスカー監督兼俳優としての地位を得ました。しかし、1995年の『ウォーターワールド』は、巨額の資本を投入した巨大海上セットで話題にはなった物の、興行的には大転けし、さらに、『ロビン・フッド』と『ワイアット・アープ』(1994年)ではゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞、『ポストマン』(1997年)では最低監督賞および最低主演男優賞をそれぞれ受賞することとなってしまいます。これにより完全に過去の人として扱われるようになったケビンコスナーですが、全3話のTV映画『ハットフィールド&マッコイ 実在した一族 vs 一族の物語』にてその人気が再燃。なんと彼はこの作品でゴールデングローブ賞のテレビドラマ部門の主演男優賞を受賞し、さらにエミー賞でも五部門受賞するという快挙を成し遂げます。

 そんなことからか、再び大作のオファーが殺到し、スーパーマンで養おやを演じるマンオブスティールや、ジャックライアンシリーズ、そして本作、ラストミッションへの出演が決定したのでした。

主な出演作品

  • 1982年 ドリーム・リーグ Chasing Dreams エド
  • 1982年 ラブ IN ニューヨーク
  • 1982年 Night Shift Frat Boy #1
  • 1982年 女優フランシス Frances ルーサー クレジットなし
  • 1983年 5人のテーブル Table For Five Newlywed Husband
  • 1983年 ステイシーの騎士達/ラスト・ギャンブラーStacy's Knights ウィル
  • 1983年 テスタメントTestament フィル
  • 1985年 ファンダンゴ Fandango ガードナー・バーンズ
  • 1985年 シルバラード Silverado ジェイク
  • 1985年 アメリカン・フライヤーズ American Flyers マーカス・ソマーズ
  • 1985年 世にも不思議なアメージング・ストーリー Amazing Stories Captain The Mission
  • 1986年 マリブ・ビーチ物語 Sizzle Beach, U.S.A. ジミー・スコット
  • 1987年 アンタッチャブル The Untouchables エリオット・ネス
  • 1987年 追いつめられて No Way Out トム・ファレル
  • 1988年 さよならゲーム Bull Durham クラッシュ・デイヴィス
  • 1989年 フィールド・オブ・ドリームス Field of Dreams レイ・キンセラ
  • 1989年 ケビン・コスナーの ガンランナー The Gunrunner テッド
  • 1990年 リベンジ Revenge コーコラン 兼製作総指揮
  • 1990年 ダンス・ウィズ・ウルブズ Dances with Wolves ジョン・ダンバー/狼と踊る男 兼監督・製作 アカデミー監督賞 受賞ゴールデングローブ賞 監督賞 受賞
  • 1991年 ロビン・フッド
  • 1991年 Robin Hood: Prince of Thieves ロビン・フッド
  • 1991年 JFK  ジム・ギャリソン
  • 1992年 ボディガード The Bodyguard フランク・ファーマー 兼製作
  • 1993年 パーフェクト・ワールド A Perfect World ロバート・“ブッチ”・ヘインズ
  • 1994年 ワイアット・アープ Wyatt Earp ワイアット・アープ 兼製作
  • 1994年 8月のメモワール The War スティーブン・シモンズ
  • 1995年 ウォーターワールド Waterworld マリナー 兼製作
  • 1996年 ティン・カップ Tin Cup ロイ・マカヴォイ
  • 1997年 ポストマン The Postman ポストマン 兼監督
  • 1999年 メッセージ・イン・ア・ボトル Message in a Bottle ギャレット・ブレイク 兼製作
  • 1999年 ラブ・オブ・ザ・ゲーム For Love of the Game ビリー・チャペル
  • 2000年 13デイズ Thirteen Days ケニー・オドネル
  • 2001年 スコーピオン 3000 Miles to Graceland トーマス・J・マーフィー
  • 2002年 コーリング Dragonfly ジョー・ダロウ
  • 2003年 ワイルド・レンジ 最後の銃撃 Open Range チャーリー・ウェイト 兼監督・製作
  • 2005年 ママが泣いた日 The Upside Of Anger デニー・デーヴィス
  • 2005年 迷い婚 -全ての迷える女性たちへ- Rumor Has It ボー・バローズ
  • 2006年 守護神 The Guardian ベン・ランドール
  • 2007年 Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 Mr. Brooks アール・ブルックス 兼製作
  • 2008年 チョイス! Swing Vote バド・ジョンソン 兼製作
  • 2009年 ネスト The New Daughter ジョン・ジェームズ
  • 2010年 カンパニー・メン The Company Men ジャック・ドーラン
  • 2012年 ハットフィールド&マッコイ 実在した一族vs一族の物語 Hatfields & McCoys “デビル”・アンス・ハットフィールド 計3話のテレビミニシリーズ兼製作
  • 2013年 マン・オブ・スティール Man of Steel ジョナサン・ケント
  • 2014年 エージェント:ライアン Jack Ryan: Shadow Recruit ウィリアム・ハーパー
  • 2014年 ラストミッション 3 Days to Kill イーサン・レナー
  • 2014年 ドラフト・デイ Draft Day ソニー・ウィーヴァー・ジュニア

彼のオススメ作品はこれ

 やはり外せないのがテレビドラマシリーズのハットフィールド&マッコイ 実在した一族vs一族の物語だと思います。これはノンフィクション作品ではあるのですが、非常に面白い作品なので是非みていただきたいです。他にも、エージェント:ライアンは同じスパイ物としてオススメしておきたいところです。またやはり彼の出世作でもある、アンタッチャブルは人生に一度はみておきたい作品ですね。