娘の為に奮闘する父親の姿!

 本作、ラストミッションでは、娘の為に奮闘する父親の姿が描かれていますが、これはラストミッションだけで無く、同じ脚本家が担当した作品である96時間という作品にもみられる展開です。ここではそんな娘の事を本気で思い、行動していくそんな父親が出てくる映画、96時間についても紹介していきます。

96時間

 フランスの映画であるこの『96時間』(原題: Taken)は、2008年に制作された者の割には今みても十分すぎるほど楽しめるものとなっています。脚本はあのリュック・ベッソンとロバート・マーク・ケイメンが担当。そして、監督はピエール・モレル。実際に評価などは非常に高く、2012年には続編が製作されるほどでした。邦題は、作中で語られる、「誘拐事件の被害者が無事でいられると考えられる猶予期間」から来ていますが、原題はTakenです。

あらすじ

 元CIA工作員でカリフォルニア州に暮らすブライアンはあまりにも仕事に一途であったため、妻レノーアと離婚してしまいました。しかし、そんな一線を退いた彼にとっての今唯一の楽しみは離婚した妻レノーアと裕福な再婚相手スチュアートと共に暮らす、17歳の実娘キムと会うことだったのです。

 そんなある日、キムは友達のアマンダと2人だけでパリ旅行に行きたいと、実父のブライアンの元に許可書へのサインを求めてきます。最初は「ティーンエイジャーの女の子2人だけで、パリ旅行なんて危険だ」とサインを拒んだブライアンでしたが、定時連絡を入れる事を条件に許すことにします。

 しかし、やはり恐れていたことが現実となってしまうのです。彼女たちはパリに着いた直後に拉致されてしまい、攫われる瞬間までキムと電話で話し続けていたブライアンは、僅かな手がかりから、犯人がアルバニア系人種で構成される人身売買組織である事を突き止めることとなるのです。娘を救出するために単身パリへと向かったブライアン。果たして彼に娘は救えるのでしょうか?

感想

 最後の最後まで息をつかせない超絶アクション映画です。国の仕事が忙しくて離婚したものの、未だに家族のことは思っているお父さんが、CIAに所属していた経験を生かし、単独で危険を者ともせずに、さらわれた娘を助けようと暴れまくる映画です。

96時間/リベンジ

 前作に続き、よりさくさく感が増した最強親父が作業感覚で悪役をとっちめていく映画『96時間/リベンジ』(原題: Taken 2)ですが、前作と同じくオリヴィエ・メガトン監督、リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン出演でよりハードに描かれていく映画になっています。

あらすじ

 前作で結局は誘拐された娘を救うことが出来た元CIA工作員のブライアン。娘のキムに車の運転を教えたりして、日常を過ごしていた。ある日、元妻のレノーアが再婚相手との関係が悪くなっていることを知り、気晴らしとして仕事のために訪れるイスタンブルへキムと二人で来ないかと誘う。 その後、イスタンブールでの仕事を終えたブライアン。旅行を決めたレノーア達も合流し、家族との時間を楽しもうとする。

 そんなある日、ホテルのロビーでキムと別れ、レノーアとバザールを見物しようとした際、ブライアンは誰かに狙われていることに気づく。そして、バザールに向かう途中、何者かに尾行される。一旦、レノーアと別れ追っ手を倒していくブライアン。だが、レノーアが捕まり人質となってしまう。レノーアの身を案じて抵抗をやめ、自らも捕まる直前、キムに部屋へ隠れるようにと連絡する。

 連行された場所で、キムを誘拐した組織のボス、ムラドが自らの息子(前作でブライアンに電気椅子で殺された男)と部下たちを殺された恨みから家族へ報復(=リベンジ)すると告げられるブライアン。それを阻止すべく、レノーアの救出とキムの保護という同時ミッションに挑む。

感想

 相変わらずの人間兵器っぷりを見せつけてくれる主人公に感服です。前作で最強のお父さんを印象づけただけに、娘にメロメロな父親という対比がとても笑えます。また、今作では娘に彼氏が出来るのですが、それに対して「彼氏のことを幼稚園の頃から洗い出さないでね」と釘を刺されてしまいます。まぁ、今作でもそんなのほほんとした日常劇で終わるわけも無く、前作よろしくまた誘拐され、最強親父を見せつける事になるのですが、実際どんな暴れ方をするのかは、しっかりとDVDで確認してみてください。